外傷性、オーバーユースによる膝の疾患
今回は膝のお話第2弾です。
前回は膝で多くみられる
変形性膝関節症についてお話しをしたので
今回はスポーツや仕事による使い過ぎ(オーバーユース)と
外傷性(ケガによるもの)のお話しを致します。
まずは使い過ぎによるもので膝の前側に
痛みを出す代表的なものは
①オスグット・シュラッター
②ジャンパーズニー(膝蓋靭帯炎)
③シンディング・ラーゼン・ヨハンソン病
などがあります。
他にも外側に痛みを出す腸脛靭帯炎(ランナーズニー)や
内側に症状を出す鵞足炎などがあります。
これらは大腿部の筋肉の硬さから
靭帯や骨に負担がかかり症状が出ます。
そのためにしはち整骨院では
大腿部の筋肉の前面と後面の筋肉をほぐし
動きをスムーズにし症状の軽減
パフォーマンスの向上を図ります。
必要に応じて骨盤の歪みの矯正を行うことにより
荷重のクセをなくし、再発予防にもつなげていきます。
次にケガによる外傷性の痛みについてです。
①前十字靭帯、後十字靭帯損傷
②内側側副靭帯、外側側副靭帯損傷
③半月板損傷
などがあります。
主にスポーツでの急激なストップ動作や切り返し
脚へのタックル、ジャンプの着地の失敗など
関節を構成する靭帯や半月板を痛めることにより起こります。
ひどいものでは手術となることもあります。
にしはち整骨院では強い炎症期には
アイシングやハイボルテージによる
炎症抑制早期回復を行い
徐々にマッサージや電気を加え
関節にかかる負担をなくすことで早期復帰を促します。
ただ初期はアイシングと固定が重要です!
外傷性のものが数年経って痛むケースもあります。
それらはやはり筋肉の硬さなどから
関節に負担をかけて出ることがありますので
早期からしっかりと治療することが大切です!