足関節捻挫について!

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今回は 足関節の構造についてお話しします。

 

足関節といえば、大多数の方が捻挫を

 

経験されたことがあるのではないでしょうか。

 

なかでも内がえし捻挫(足裏が内側を向く)を

 

した方が多いと思われます。

 

なぜ多いのか、それには構造的な理由がある為です。

 

骨の理由として、くるぶしの高さにあります。

 

比べてみると、内くるぶしに対して外くるぶしが

 

低い位置にあり、外がえし(足裏が外側を向く)を

 

するには外くるぶしが邪魔な為

 

動きにくいのに対し

 

内くるぶしは高い位置にあり制限がないので

 

足首の骨(距骨)が逃げることができ

 

動きやすい為内がえし捻挫が

 

多くなってしまうというのが

 

理由の1つ目です。

 

靭帯の理由としては、強度の違いです。

 

内くるぶしの下にある三角靭帯は強度が強いのに対し、

 

外くるぶしの下にある3つの靭帯

 

(前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯)は、

 

三角靭帯と比べると強度が弱い為

 

本来の可動域以上に足関節が

 

内がえしになった時

 

3つの靭帯が役割を完全に果たせず

 

足関節を過度に捻ってしまう

 

というのが、多い理由の2つ目です。

 

もうひとつ、捻挫する時、皆さんは

 

足先が上を向く(背屈)の状態からの捻挫よりかは

 

足先が下を向く・足首を伸ばす(底屈)状態から

 

捻挫することの方が多いと思います。

 

まず足関節はスネの骨(脛骨・腓骨)が作った空間に

 

足首の骨(距骨)がはまった構造になっています。

 

そのはまっている距骨の構造に底屈しやすい訳が

 

あります。

 

距骨は足首の後方側が狭く、前方上面側が後部より

 

5〜6mm広くなる為、背屈した状態では骨がしっかり

 

はまっている様のに対し、底屈した状態では

 

緩んでしまい、安定性が悪くなるというのも

 

底屈位での内がえしを助長する原因になる構造が

 

出来上がっているのです。

 

以上のことから、足首は内側に捻りやすくなっているので

 

いつ捻ってもおかしくありません。

 

常日頃から足首の柔軟性はつけるようにすることを

 

オススメします。

 

もし捻挫をしてしまったら

 

たかが捻挫と放置せずしっかりと治療をしましょう?

 

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にしはち日和
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