気圧と古傷の関係性
少しずつ気温も上がり、今年も八王子の暑い夏が始まろうとしています。
その前に夏の到来を告げる「梅雨」がありスッキリしない気分になりますね。
よく梅雨になると古傷が痛み辛くなるなんて聞いたことありませんか?
梅雨になると気圧が下がることにより、体には様々な影響をだします。
低気圧が体にもたらす影響として
①大気と体内の圧力バランスが崩れる:筋肉痛・関節痛などをだす。
②交感神経が興奮:不眠・だるさ・冷え性などを起こす。
③気圧の低下:気分がスッキリしない・うつ病などの原因
などがあります。
大気は外から体に対し圧力を加え、体が膨張しないようにしていますが
梅雨になり低気圧になると、体を抑える力が弱くなるため
体が膨張しむくみます。
そうなると血管が圧迫され血流が悪くなり筋肉が硬くなりやすくなり
肩こりから片頭痛が起きたり、古傷が痛んだりするのです。
筋肉は痛めてしまうと毛細血管が減少し、そこに低気圧による
血流減少が合わさるため、古傷は痛みが出やすくなるのです。
また、気圧の変化により外気と関節の中の圧力バランスが
崩れると関節痛が出ます。
これが「梅雨になると古傷が痛む」「雨の前は膝が痛くなるからわかる」
と言われる由縁です。
古傷は気圧の変化だけでなく、筋肉の疲労や冷えによる
循環不良によっても痛みが出ます。
トレーニングやストレッチ、入浴などをして
循環を良くしてあげることが大切です。
梅雨が明ければ夏本番!
盆地である八王子は今年も暑くなりそうですが古傷をしっかりケアして
八王子花火大会や八王子祭りなど
夏を楽しんでみてはいかがでしょうか?