邪気
今回はちょっと視点を変えて東洋医学のお勉強です。
漢方では体に入ってくる悪い気を邪気といいます。
邪気には風、暑、湿、燥、寒の5種類に分類され
それぞれ季節に対応しています。
風邪(ふうじゃ)春
暑邪(しょじゃ)夏
湿邪(しつじゃ)梅雨
燥邪(そうじゃ)秋
寒邪(かんじゃ)冬
季節ごとの特徴に合わせて体を整えることが大切です。
この時期みなさんを悩ませる花粉症も
漢方では風邪と寒邪が合わさって起こります。
鼻にこの風寒の邪が居座ることにより症状が出現します。
体に入ってしまった邪気を追い払ったり、
進入を防ぐのが『衛気』(えき)と呼ばれる抵抗力・免疫力です。
衛気が不足すると花粉症などの症状が出やすくなるので
十分な睡眠、栄養、ストレス発散が
抵抗力を高め症状の改善につながります。
そして体を温めることが効果覿面で
ご自身で出来るケアとしてお風呂に入り全身を温めたり
蒸しタオルで鼻を中心に顔を温めることが良いです。
花粉治療は症状が出る少し前から体調を整え、体質改善が重要ですが
遅いということはありませんし、鍼灸治療も効果的です。
にしはち整骨院でも花粉症治療は行っておりますので
ご興味あればお尋ねください!