川崎国際EKIDEN2024!!!
元八王子院の鈴木です!
12月8日に新しいチャレンジとして
川崎国際EKIDEN2024の
ケアスタッフとして参加してきました
二子新地の多摩川河川敷で行われ
7人で襷をつなぎ42.195キロを走ります。
市民ランナー駅伝の最高峰ということで
大学チームやクラブチームなど
合計206チームの参加している中
『TDJ1型プロジェクト』から
お声がけを頂きました
TDJとはTeam Diabetes Japanの略称で
1型糖尿病ランナーのチームです。
一般で知られている糖尿病とは少し違い
原因不明で自己免疫疾患の1型糖尿病は
自分の膵臓の細胞を攻撃してしまい
血糖値のコントロールをする
インスリンが作れなくなってしまう病気。
食事をする際に注射を打ち
血糖値の上昇を抑えたり
運動など体を動かす事での
低血糖にならないように
気をつけながら生活していきます。
レース前に走る距離と
その時の血糖値に応じて
補食をし臨みますが
緊張や気圧、気温
前日の夜・当日の朝の食事内容などにも
影響されるので、非常に難しい
レースは今回男女混成チームで
最初の8キロを37分26秒84位で通過し
第2走者でつなぎます。
ここから3キロ区間は
順位を落とすことなく13分24秒で駆け抜け
3区からの躍進につながっていくことに
ここからは僕は応援ではなく
終わった選手のケアを。
青空の下マットを広げて
股関節周りから脚をケア
長距離の走り終わった直後のケアは
初めてなので
緊張と楽しみが湧き出てくるのを感じながら
気をつけるべきは刺激量。
もみ返しもですが
ふくらはぎをマッサージすることで
血流に影響が出るため
低血糖へつながるリスクがあるからです。
1人目を終えると『すごく気持ちよかった』と
他の方へも勧めてくださり
8人の方をケアしました。
即効性に驚いた方や
普段の体の悩みを相談してくれたり
初めてお会いする中でとてもいい時間で
またお願いしたいと嬉しいお言葉が
選手も応援団の方も
同じ1型糖尿病で東北や
関西、九州から集まり
まるで家族のようでした。
2時間46分53秒で全体で89/205位
一般部門で67/145位といい結果に
僕自身数年前に1型糖尿病を発症し
悩んでいた時にSNSを通じ
過ごし方や食事、血糖コントロールの
アドバイスや相談をしてここに至ります。
今回襷という言葉が『+キー』
何かプラスになる鍵と聞こえたスタート前。
この経験が自分や他の誰かの+鍵となり
何かが受けつながられていきますように
最後にラジオ出演のお話も頂きましたが
やってみたい反面
上がり症の僕にできるのか?と
今検討中です