変形性膝関節症
今回は『膝の痛み』についてのお話です(^^)
膝の痛みといっても原因は様々です。
①加齢に伴う関節の変形
②スポーツや仕事によるオーバーユース(使いすぎ)
③外傷性(ケガによる) etc…
その中でも『歳だから…』
『もう治らないから』と
諦めがちな『変形性膝関節症』についてのお話しをします。
膝関節は体重を支え
膝の中心の内側1㎝の場所に体重の75%がかかります。
そのため内側の軟骨がすり減りやすくなりO脚となっていきます。
特に日本人は床での生活が多かったため
正座などの座り込みにより膝にかかる負担が多いことが
よりO脚の原因を増加させています。
これらにより炎症が起き
関節可動制限や痛みからくるこわばりなどが出現し症状を出します。
その関節の形を治すには
人工関節や骨切り術など手術しかありませんが
その前に治療してみませんか?
膝は股関節、足関節(足首)の間にある関節ですので
治療には股関節や足関節の筋肉を緩めたり
関節の動きを改善していくことも必要です。
また膝の治療には大腿部の筋力と筋肉の柔軟性がとても大切です!
特に内側広筋と呼ばれる筋肉は変形により萎縮しやすくなり
それにより膝関節の伸びが悪くなり可動域が減り
症状を悪化させるというループになります。
この悪いループを断ち切る為に
にしはち整骨院では症状に合わせて手技療法
鍼治療、電気治療のハイボルテージ
ライズトロン療法などを組み合わせて痛みを除去していきます。
痛みが和らいできたら少しずつ抵抗運動や
自宅で可能なトレーニング
ストレッチを指導することにより変形があっても
日常生活で感じていた『出かけられない』
『階段が辛い』、『しゃがめない』などを
なくしていけるようにしていきます。
次回も膝の痛みに関するお話しを致します。