肉離れ( 筋挫傷)

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肉離れ(にくばなれ)とは、正式名を筋挫傷(きんざしょう)といいます。
筋挫傷とは、筋肉や腱(筋肉を骨に付着させる組織)が打撃または無理に伸ばされることによって生ずる怪我です。
筋組織をやや伸ばした程度の軽度のものから、組織が完全に断裂してしまう重度のものまで色々で痛みや腫れ、その筋肉を使っての動作ができないなどの機能低下まで症状はさまざまです。

一方、捻挫とは靭帯(じんたい)の外傷を指します。
詳しくは、捻挫の説明をご覧ください。

肉離れの治療は、保存的治療で改善へと向かう事ができ、手術的治療になることは重症例を除いてほとんどありません。

肉離れを起こした場合は、すぐにRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)を徹底してください。

※筋挫傷・捻挫のどちらの場合でも、自己判断はせず、すぐに当院までご相談ください。

重要なことは、これらは予防できるものであり、筋肉の柔軟性の欠如や筋力のアンバランス差が大きい選手に好発するので、日ごろより再発しづらい身体作り(メンテナンス)を行うことが大切です。

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捻挫(ねんざ)・挫き(くじき)

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捻挫(ねんざ)挫き(くじき)とは靭帯(じんたい)の外傷を指します。
靭帯は骨と骨をつないでいる組織で、関節内にあります。
靭帯には、関節が動ける範囲を越えて曲がりすぎたり、伸ばされ過ぎたりしないよう安定させる大事な役割があります。

例えば、足首の外側の関節(外くるぶしのあたり)には、靭帯が3本あります。
この靭帯は、足部が前に行き過ぎたりすることのないよう、あるいは内側に曲がりすぎたりすることのないようしっかり繋ぎ止めておく役割をしていますが、足の裏の外側から着地して無理に体重がかかったりすると、靭帯が支えきれなくなって、伸びたり切れたりします。
これが、足首の捻挫です。
このような怪我は、肘や膝など体内の他の関節でも起こります。

症状の多くは患部に痛みと腫脹、熱感を伴います。
医学用語としては損傷部位を限局し、○○靭帯損傷といいます。
(例:右膝前十時靭帯損傷←膝の捻挫、右母指MP関節内側側副靭帯損傷←親指の第2関節の捻挫)

よく捻挫(ねんざ)、肉離れやすじ違いという言葉を耳にしますが、これらはそれぞれ別の外傷です。
肉離れ(筋挫傷)については、肉離れ(筋挫傷)の説明をご覧ください。

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腸脛靭帯炎

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別名ランナーズ・ニーと呼ばれ、長距離選手マラソンの愛好家の方に多くみられます。

腸脛靭帯は股関節から大腿部の外側を通り、膝に終わります。

膝を外側に向かせ、過度に内側に入らないようにする働きと、膝の曲げ伸ばしに働きます。

本来曲げるためと伸ばすための筋肉はそれぞれ違った筋肉により行ないますが、腸脛靭帯は1つの筋肉で曲げ伸ばしをし、相反する両方の働きをするためより大きな負担がかかることになります。

腸脛靭帯は膝近くで大腿骨外側上顆という骨の高まりを乗り越えて付着するため、膝の曲げ伸ばしをすると、この骨の高まりの上を腸脛靭帯が移動し、靭帯と骨の間で摩擦が生じます。

膝の曲げ伸ばしが過度に繰り返されることにより摩擦が強くなり症状が出ます。

ランニングは長時間、膝の曲げ伸ばしが行なわれ、腸脛靭帯も損傷を受けやすくなることから、ランナーズ・ニーと呼ばれています。

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足底筋膜炎

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人の足には荷重を分散するための縦アーチ横アーチと呼ばれるクッション機能があります。

そのうち縦アーチを支えるものが足底筋膜です。

踵から指へ縦に走り、立っている時荷の1/2を踵へ分散しています。

また指先では枝分かれして、横アーチの形成にも関与し、この枝分かれした線維の働きにより指を反らす時に、指を固定し床を蹴り出すことができます。

長時間の歩行やダッシュ、ジャンプなどスポーツ動作での蹴り出しを繰り返すことにより足底筋膜に強い牽引力が加わり、疲労が蓄積され(オーバーユース)損傷が起こり、痛みは踵や土踏まずに出現します。

またアーチの低下により足底筋膜は荷重の分散ができなくなり、クッション機能も悪くなり痛みを出現することもあります。

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